活動概要Project & Activities

人と人、人と自然、人と小豆島を「結ぶ・繋ぐ」。

遊ぶ

ガイドツアー
Guide Tour

ガイドツアー

小豆島の最大の資源にして、ここだけのオンリーワン。それは海と島とが育む心地いい 「島風」 だ。塩づくりにはじまり、素麺、醤油、オリーブと続く島の食産業。実はこれらのものはすべて 「島風」 を利用して誕生する風の子どもたちだ。が、風は五感でなきゃ感じられない。ライブじゃなきゃ伝えられない。そこで、目に見えない風を感じてもらうために始めたのがツアー事業でありカヤックでした。ぼくたちの本業でもあり原点。

学ぶ

瀬戸内アカデミー
School&Academy

瀬戸内アカデミー

海が声なき悲鳴を上げている。40年ほど前まで瀬戸内海は世界一の水揚げ量を誇る豊穣の海だった。現在、漁獲高は7割以下に激減し、漁師の数も追従している。このままだと瀬戸内はおろか、20年後には日本から漁師がいなくなる計算だ。原因はなにか。また海を再生させるための手立てはあるのか。今に生きる我々は、未来に生きる子どもたちのために希望を残してあげることができるだろうか。知ること。学ぶことからはじめてみたい。

繋ぐ

地域コーディネート
Cordinate

地域コーディネート

誰かの願いや目的を実現させるための目に見えないお手伝いをすることも私たちの大切な仕事。『瀬戸内国際芸術祭』 をはじめ、地域との交渉や人と人、人と地域を繋ぐ様々な地域コーディネートやサポート業務を行っています。

その他、プレスやメディアに対する取材コーディネート。大学や行政機関などに対する情報提供、執筆、講演やセミナーなども行っています。

賜る

こまめ食堂
Cafe

こまめ食堂

ぼくたちが食べたかったのは、特別なものではなく、島の人たちが食べてるいつものごはんでした。お腹が空いた時は熱々のごはんと梅干しだけでもおいしいものです。

でも、島には創作料理屋さんはあっても、いつものごはんを食べるお店がなかったのでつくったのが『こまめ食堂』でした。全て島の食材にこだわり、完全手作りするいつものごはん。ぼくたちの目指す味は特別なものではなく、いつものごはん。

蘇る

デザイン
Re Design

デザイン

目新しいものを追うのではなく、過去との繋がりを取り戻す中に未来があると思う。

これはハワイの伝統航海士ナイノア・トンプソンの言葉。この思想は僕たちが創業以来考え続けているテーマでもあり、一貫したデザインコンセプトでもあります。例えば『こまめ食堂』もこうした思想でつくったもの。元は廃屋と化した納屋でしたが素材を活かし、元の状態に戻す ”Re Sort” することで暖かくて懐かしい癒し空間に。

守る

農的暮らしの再生
Agriculture

農的暮らしの再生

美しい里山の風景はそこに暮らす人々の日々の「手入れ作業」が創り出す賜物です。しかし、高齢化と後継者不足に伴い休耕地は増える一方。このままでは千年続いた風景も僕らの代で消えてしまうかも。誰かがやらないと終わっちゃう。

そんな危機感もあって、2014年より休耕地を借りて自分たちで米づくりをはじめました。10回挑戦すればなにかが掴めるはず。希望が見えるはず。継続あるのみ。

創る

ディレクション
Web Direction

ディレクション

「先祖代々受け継いできた伝統を、自分らの代で終わらせるわけにはいかん。」

島には伝統を守り伝えようとがんばってる職人さんがいます。けれど、伝統を守ることは涙がでそうなくらい大変です。コストは膨大、コスパは最低。手間もかかるし骨も折れる。でも、だからこそ挑戦に値する価値がある。こだわりの職人さんを応援する後方支援も行っています。

事例 → ヤマロク醤油

結い

ネットワーク
Human Network

結い

かつて日本には「結い」という相互扶助の精神がありました。家をつくる。田んぼをする。一人じゃできないこともみんなで力を合わせればできることがある。今後小豆島は超高度な高齢化社会を迎えますが、地元だけではできないことも増えてくるでしょう。そこで必要なのは都市と田舎の助け合う仕組みづくり。デジタルが生み出す新しい「結い」のカタチ。ぼちぼちはじめて行きたいと思います。

遺す

里海の再生 NEW
SATOUMI

結い

100年後我が国の人口は6000万人となり、やがては4000万人レベルの江戸時代並の人口に逆戻りする。経済活動が縮小した22世紀の暮らしを想像してみる。あらゆる分野で省エネが進み、自然エネルギーだけで電気を賄い、電気自動車が街を走る。そんな時代が垣間見える。問題はその時どれだけの自然環境が残っているか。失った自然を取り戻すことは22世紀を考えることと同義である。生涯をかけて取り組む大事業。