これでバッチリ!カヤックの基礎知識

カヤックのルーツと歴史

imagesシーカヤックのルーツは、今から約4000年以上も前に、北方圏で暮らしているモンゴロイド系の先住民族イヌイット(エスキモー)たちが狩猟のために発展させた「スキンボート」がルーツとされています。
スキンボートはその名の通り、スキン=動物の革を使った革舟で、アザラシなど動物の骨や木材でフレーム(骨組み)をつくり、その周りを獣皮で張り合わせた防水性、防寒性の高い舟でした。


極寒の地で自然と共存しながら暮らしてきたイヌイットたちの生活様式は、現代のような生活様式に合わせて環境をつくり変えるスタイルではなく、環境に生活様式を順応させるネイティブなスタイルでした。彼らにとって、アザラシなどの海獣は命を繋いでくれる大切な食料であり、また暮らしになくてはならない資源でした。食料だけでなく脂肪分は燃料に、革は防寒着に、骨は武器などの狩猟道具、そしてカヤックにもなりました。沿岸で暮らす狩猟民族である彼らにとってカヤックは狩猟道具であり、交通移動手段でもありました。

また、アザラシなどの海獣を捕獲するためには、機動性やスピードが求められます。なにより獲物に気が付かれないように近寄らなければなりません。寒さからも身を守らなければなりません。特に極寒の地においての水濡れは、体温を急激に低下させ、時には死の危険性すらありました。そこで、防寒と機動性を両立させるため、腰までをスッポリ舟の中に入れる、現在のカヤックに通じる独特の形が生み出されたとされています。機動性が高く、風や波の抵抗を受けないようにするため、スリムでデッキ部分が低い設計になっているのも特徴です。

カヤックの主な種類

シーカヤック

シーカヤック

ツアーでも使っている海用のツーリングカヤック。
波や風を切って進めるよう、スリムで、低いボディ構造が特徴。素材や種類も多種多様。

カヌー

カヌー(カナディアンカヌー)

デッキがあるのがカヤック。上がすっぽり空いているのがカヌー。湖が主なフィールド。たくさん荷物を積んで釣りやキャンプに行きたい。

レクレーションカヤック

レクリエーショナル・カヤック

カヤックの普及用に作られた入門用のカヤック。
横幅をもたせ、一人乗りでも簡単にひっくりかえらない設計だが、風が吹くと少し辛い・・・

シットオントップ

シットオントップ・カヤック

サーフボードのように、板の上に座って漕ぐタイプのカヤック。水温が高い南国のツーリストたちが好んで使っている。中が空洞になってる浮沈舟構造。

リバーカヤック

リバーカヤック(ホワイトウォーター・カヤック)

日本では一番メジャーになった河川用のカヤック。衝撃に強い強化プラスティック素材で小回りが効く。
四国なら徳島の吉野川、高知の四万十川へGO!

ファルトボート

フォールディング・カヤック(ファルトボート)

カヤックの原点ともいえるスキンカヤック。組み立て式で持ち運びができる。バンクーバーのフェザークラフト社が有名


サーフカヤック

波乗りカヤック。サーフィンのパドリング仕様といった感じ。瀬戸内は波がないので遊べない。残念!

インフレータブルカヤック

インフレータブル・カヤック

空気を入れるタイプのレジャー用カヤック。


ダンボール・カヤック

夢があれば、どこにだってイケルのさ!
愛と冒険の絶叫マシーン。ダンボールカヤック。
もちろん最後はタイタニックごっこでしょ。
ライフジャケット必須です。